第2305回「似ていると言われる動物は何ですか?」

    私は顔が長いから馬に似ていると思う。
    だが人から馬に似ていると言われたことがない。
    何故だろう。
    もしかしたら馬以上なのかもしれない。
    実際のところはわからない。
    ただこんな顔の長い私でも年間3分の2以上は顔が長くないように思っている。
    つまり鏡を見ても顔が長くない日が200日以上は確実にある。
    その反面、ごく稀に、とても顔が長く見える日がある。
    そのような時は、天変地異でも起こったような不思議な気持ちで鏡を覗く。
    確かに顔は長いはずだが、よくわからない。
    もしかしたら丸首かVネックかの差かもしれない。
    私はあまり首のすぐ下に生地があるような丸首は着ないようだ。
    特に意識していないが、大体、ゆったりした丸首か、Vネックか、ボタンシャツの一番上のボタンを外すスタイルだ。
    昔は二番目のボタンも外していたが、この年になると田舎のチンピラや貧乏ヤクザみたいにだらしなくなるから最近は一番目のボタンだけ外していることが多い。
    そうだ、思い出した!
    カピバラに似ていると言われたことがある。
    癒し系なのだろうか。

    こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の梅宮です今日のテーマは「似ていると言われる動物は何ですか?」ですみなさん、一度は何かの動物に似ていると言われた事はありませんか梅宮は度々、顔が鳥っぽいと言われます目が小さくて、唇がとんがっているという事でしょうかちなみに、好みのタイプはゴリラみたいな人ですみなさんはどんな動物に似ていると言われた事がありますかたくさんの回答、お待ちしておりますトラックバック...
    第2305回「似ていると言われる動物は何ですか?」

    100歳宣言

    私は。

    煙草もやめない。
    酒もやめない。
    おパチンコもやめない。
    何一つやめない。

    そうして。

    100歳まで生きる。

    賢者の嘘

    噓をついた時の居心地の悪さに身悶えする夜があるだろう。
    噓をついた自分の未熟さに恥じ入り穴があったら入りたくなる日があるだろう。
    特に自分を大きく見せる為についた噓ほど醜いものはなく、次の日、情けなくなり、死にたくなるだろう。
    だが、良いのだ。
    噓は人間を成長させるのだ。
    その自己嫌悪こそが我が身を見つめることになるのだ。
    気にせずに、どんどん、噓をついて良い。
    そして、絶望的にまで、恥じ入れば良い。
    かくいう私も昨日噓をついた。
    職場の飲み会で、とある30代前半の青年が羨望の眼差しで語りかけてきたのだ。
    「僕も椰子金さんみたいに自由に生きたいんです。どうしたらいいですか」
    どうやら青年は私を筋金入りの無頼派だと思い込んでいるらしい。
    私は勘弁して欲しいなと思いながらも仕方なく青年のイメージにあわせそれっぽいことを助言した。
    「人生は一度だからな。誰の思惑にも振り回されず、なるべく自由に生きた方がいいよ。そうだな。若いのだから色々なところに旅をするのがいいな。例えば世界一周とかね」
    すると、青年は、目を輝かせながら、こう聞いてきた。
    「世界一周したんですか」
    私は、ここで、一瞬迷った。
    いや行っていないけどね、となると助言の辻褄があわなくなるだろう。
    そのような、一瞬の判断から、こう言ってのけた。
    「ああ、もちろん。船でな」
    そうして、私は、前回取り寄せたピースボートの資料を思い出しながら、船内の様子や、世界の人々との触れ合いなど、持ち前のリアリティ溢れる想像力でもって話して聞かせたのだった。
    「やっぱそうでしたか。世界一周とかしてそうだもんな。すごいなあ」
    青年は終始感嘆しながら私の噓に聞き入っていた。
    まだ酒を飲んでいたから良かった。
    だが、家に帰り、酔いがさめると、途端に恥ずかしくなった。
    実際のところ、世界一周など行った事ないのだ。
    海外は韓国にしか行った事が無いのだ。
    さらに国内においても、東京より上には行った事が無いのだ。
    死にたくなった。
    明日から私は職場で世界一周した男として有名になるだろう。
    だが、一日たって、真実に気づいた。
    もっと言うと、これは事実ではないが真実なのだ、と気づいた。
    相対性理論にあるとおり時間軸は一方向ではない。
    私の思うがままに変幻自在なのである。
    過去には行った事が無くとも未来には行くかもしれないのだ。
    そうすると、いつか、この噓も本当になる時がくる。
    いつか、私は、世界一周に行くだろう。
    行きたいと思っているのだから、いつか行くだろう。
    それだけの事なのだった。

    隣室の喘ぎ声

    何やら甲高い声が聞こえてきた。
    はじめ発情期の猫のソレかと思った。
    だがしばし耳をそばだてると人間の女の声と気づいた。
    最近アパートの隣室に越してきた男が大音量でAVでも見ているのだろうか。
    それほど、女の喘ぎ声が、まるでプロのようであった。
    だが3分も経たずして確信した。
    最近越してきた男が女を連れ込んだのだ。
    そんな生命力溢れたご近所さんの喘ぎ声が大音量で聞こえているのだ。
    猫とAVという推測により完全に初動捜査に遅れをとったが、気を取り直した聖は、椰子金の地底レポートに心の耳を塞ぎ、ベランダの窓を全開に開け、隣室の喘ぎ声に耳を傾けた。
    時計を確認すると、ほぼ深夜2時ジャストに、この夜の営みははじまった。
    聖の関心事は、ただ、次の一点のみだ。
    一体、何分、持つのだろう。
    地上の(早漏気味の)男性のほとんどが気になるところであろう。
    それから時計を気にしながら女の声を観察した。
    なかなかに長かった気もするが、終わってみると15分程度だった。
    15分か……。
    前戯も含まれているのだろうか。
    そうだと思いたかったが、女の声が一度も途切れなかった事から推察すると、そうとも言い切れなかった。
    悔しいところだが、挿入してからの喘ぎ声の可能性の方が、高かった。
    2時15分頃に男が果てたのか、それから3分間ほどの沈黙があり、のち隣室から話し声が聞こえてきた。
    その後、すぐに背中を向けて寝たのであろう、2時半には完全に町は静寂に包まれた。
    その間も椰子金は、地底で出会った浦島太郎レポートを声高に叫んだ。
    「おーい、それどころではなかよ!」
    しかし、聖にとっては、文字通り地底どころではなく、今日の出来事にすこぶる感動していた。
    というのも、まだ隣室の男の顔も女の顔も見ていないから、想像力が駆り立てられるのである。
    約15分間一時も休むことなく腰を動かし続ける生殖能力に長けた男の顔とはどんなものであろう?
    それにもまして、まるでプロのような、AV嬢のような、声音で喘ぎ続ける女とは、どんな見かけの人物であろうか?
    元来ああいう喘ぎ方は自然のものではないという疑念を聖は持っていた。
    男を喜ばせる為の処世術のような所謂フェイクだというクールな分析をしてきたのである。
    女の身なりや容貌で本物なのかフェイクなのかある程度の推測もできる。
    「椰子金よ、地底も地底で大事なのはわかる。だが、これもまた、人類研究の一環なのである」


    お知らせ

    皆様へ。

    今後の宇宙時代を見据え。
    日常ぶんがく研究所を日常文学宇宙研究所に。
    全日本わかば愛好会を全宇宙わかば愛好会に。
    それぞれ名称変更しました。
    今後ともご愛顧のほどよろしくお願いします。

    日常文学宇宙研究所・所長、全宇宙わかば愛好会・会長、森井聖大。
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