森井聖大ファンクラブ通信

    マイペース・マイワールド

    ほぼ髪が生え揃った。
    今回は、ちょうど一年くらいだ。
    再び、奇跡が起きたわけだが。
    それにしても。
    私以外、見たことない。
    想像しよう。
    私がいるからには、他にも数万人レベルでいるかもしれない。
    私(多発性円形脱毛症という定期的に髪が生え変わる体質)を知らない人、短い付き合いの者は、ただのハゲだと思い。
    「えっ?誰?アデランス的な?何かしたの?」
    皆一様に驚きの声をあげる。
    長い数年来の付き合いの者は。
    「また生えたか」
    そう神妙に頷くだろう。
    それにしても、ここ10年くらい、度重なる円形脱毛症に襲われ、軽い健忘症にかかった。
    本来の自分の姿、髪型なるモノが、どのようなモノだったか。
    とんと忘れてしまった。
    「元々、どんな髪型だったの?」
    そんなこと聞かれても、何とも答えようがありません。
    もう、色々ありすぎて、何が何だか、わかりません。
    もはや、元々も、本来の姿も、釈迦も、糸瓜も、関係ない。
    「今はこんな感じ」
    それしか返す言葉はない。
    「明日は、また違うのよ」
    無論、どうなるか見当もつかない。








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    和尚、誕生。

    新年を機に髪を剃った。
    実はこれを書くことには随分と迷いがあった。
    皆さんも知っての通り、奇跡の人として、私は多発性円形脱毛症界では有名である。
    このことを書くと皆様の希望を打ち砕く気がしたからだ。
    だが文学の徒として真実を捻じ曲げるわけにはいかないと判断した。
    そもそも去年春先から再び円形脱毛症を発症していた。
    もうどうしようもなくなった。
    私ももう40歳である。
    潔く剃った。
    前回のひきこもり会の席上で、それぞれの悩みを言い合うなか、私は、この円形脱毛症の話題を口にした。
    その時、ひきこもりの方々から温かい言葉をもらった。
    だが、いかんせん、優しすぎる言葉をかけられただけでは悩みは解決しなかった。
    「気にするな」
    いま思えば、その一言が欲しかったのだ。
    その後、紆余曲折を経て、モヒカンにした。
    モヒカンで仕事に行った。
    モヒカンは明らかにおかしい人に見える。
    だが特に同僚の人々は何も言わない。
    年末に娘が熊本まで遊びにきた。
    その時、私の頭を見て、やれやれといった感じで、こう言った。
    「なんで上だけ残してるのよ!全部剃れば!」
    私は首をふった。
    剃ることはいつでもできる。
    しかし次第にモヒカン部分までも抜けてきた。
    そこで昨日剃った。

    和尚、誕生。

    和尚誕生

    多発性円形脱毛症の人々よ。
    二度目の私なりの、この事の結論を言う。
    これは単なる抜けかわりである。
    動物では通常だが、人間では余りいない。
    だが、人間も動物、毛の抜けかわりという行事があっても、何もおかしくない。
    円形脱毛症は遺伝する、という。
    人間という大まかな括りで考えるからおかしくなるのだ。
    同じ人間などどこにもいない。
    わたくしはこういう周期的に髪が抜けかわる特性をもった個体なのだと思えば良い。
    ただ髪を剃ったといっても、誤解のないように言っておくが、今東光や寂聴のように仏門に入るわけではない。
    ただたまに虚無僧の格好をすることはあるだろう。
    片手にペン、片手にザルを持ち、往来にでる。
    詐欺ではない。
    その時、私は、文門の求道者として、そこに立っているのである。

    それでは最後になりますが。

    「はげましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

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    多発性円形脱毛症報告

    メールやブログで、多発性円形脱毛症に悩んでいる人からの問い合わせがあり、報告していないことに気づいた。
    おかげさまで自然と治りました。
    二年かかりました。
    今、脱毛症になったばかりの人は色々と不安で、もうこのまま一生治らないんじゃないかと色々と試行錯誤しているかと思います。
    人それぞれありますから一概には言えないということを前提に、僕の経験を報告します。

    はじめに結論から言うと、結局、何もしないままで、治りました。

    約二年前、ちょうどクリスマスの前後でした。
    ふと後ろ髪を撫でると何だか薄いことに気づき、鏡をあてて見てみると、なにやらつむじの横あたりの髪が円形に抜けていました。
    「あっ、また円形脱毛症だ」
    小学校2年の頃、中学校1年の頃、今まで二回ほど円形脱毛症になっていましたから、そう思いました。
    だんだんそれが大きくなってきて、仕事やらがあり、一週間後に皮膚科に行きました。
    「円形脱毛症だね、薬あげとこう」
    髪だけを見て、町の皮膚科の先生は特に何も検査もせずに、そう言い、ステロイド系の塗り薬をくれました。
    「また二週間後に来て」
    そう言われましたが、先生のあまりの適当さと薬を塗っても一向に治らないばかりかさらに広がり、他の場所にも広がっていく抜け落ちる髪の毛を見て、行く気になれずそのままです。
    ※この時の僕の悲惨な髪の状態はこの円形脱毛症日記の前記事にupしています。
    なので、僕が病院に行ったのは、その最初の一度きりです。
    その後、インターネットで検索したりしながら、色々と試してみました。
    まずはスカルプD、これはまあ全く関係ないどころか、ますます抜けていきました。
    ※これも前記事に書きましたが、結構強い成分なので、あまりにごしごししすぎて油分を全部とっていたのでした。
    それから枕を変えてみたり、ベッドの金属部分にタオルを巻きつけてみたり、サプリを飲んでみたり、スキンヘッドにしてみたり、まあ色々とやりました。
    それから約一年後、今から一年前くらいか、一度「治りつつあるな」と思う時期がありましたが、それも束の間、約一週間ももたずにまた抜けていきました。
    という経緯を経て、何をやってもこれといって効果はなく、何だかめんどくさくなり、もう全てやめて、諦めました。
    「もういいや、帽子で」
    諦め半分で、もう治らなくていいやと思いました。
    仕事の時はバンダナ、プライベートは帽子。
    それを約二年毎日です。
    おかげで帽子は30個以上あります。
    それからこの1年は、円形脱毛症を治すというよりも、どれだけお洒落な帽子を探すかに注力していて、友人からの誕生日プレゼントも帽子ばかりになりました。
    なかなか2年前よりも帽子のセンスもあがった気がしますし、昔はシルクハット的なものは恥ずかしかったのですが、ただ被るだけでは能がないので、最近はそういうものを好んで被るようになりました。
    そうしていたら、ここ1ヶ月ほど前から、何やら髪の毛が生えそろいました。
    生えてきたばかりのところは短くて細い毛なのですが、見た目にはわからなくなり、仕事ではバンダナを取れるようになりましたし、近所に行くときも帽子はいらなくなりました。
    ただ二年間ずっと帽子を被っていたので、帽子を被っていないと僕と認識してくれない人が多いので、どこか出かける時は帽子を被っていきますし、そういう帽子を使ったお出かけスタイルが好きになりましたので、もうタモリのサングラスのような感じになっています。
    色々とヒトゲノムや細胞などの本を読んでいて、僕なりに考えた結論なのですが、多分、僕の皮膚を構成する細胞は一度損傷すると修復するのに時間がかかるちょっとお粗末な細胞なのだろうと思います。
    というのも、子どもの頃から何度か円形脱毛症になり、あせもはひどいし、アトピーだしで、皮膚を形成する細胞がちょっとダメなんだろうなと思います。
    ただ細胞は自然と修復しようとするので、いくら出来の悪い細胞でも時間をかければどうにか修復できるようです。
    何かのアレルギーなのかもしれませんが、多分それはこの世界には必ずあるものだと思いますので、それをわかったところでどうにもならない気もします。
    人間のこのような病気や症例の個性というのは、細胞の違いであるように思います。

    とにかく何もしなかった。
    ただ一つ一年目に治りかけた時、完全に治るまでバンダナや帽子を被っていようとしたのが間違っていたのかもと思い、今回よく見たらわかるだろうなという時にあえてバンダナと帽子を脱いで外に出たのが正解だったのかもなと思います。
    もしかしたら、これから何度かこういうことはあるかと思いますが、僕の皮膚細胞は、どうにもこうにも、とほほな奴ですが、これも含めて多細胞生物である僕が出来上がっているので、文句をいうのは先祖代々にたてつくことになるので、受け入れることにします。

    今は、髪の毛ではなく、足や上半身などの細胞が少し壊れているようで、かゆいから掻いてしまい、少しただれているところがありますが、それも多分二年もたてば治るでしょう。
    あるいはもう少し年をとり、細胞そのものの活動が活発ではなくなった時、これらのことから自然と解放されるようになるのかもしれません。

    多発性円形脱毛症を検索して、このブログにたどり着いた人なら、ある程度わかっていると思いますが、このことには、こんな感じで、何も特効薬はありません。
    あとは、どう生きるかです。
    頑張って下さい。



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    多発性円形脱毛症から八カ月後の状態

    すみません。

    円形脱毛症の記事、怠ってました。
    円形脱毛症関係でリンクしてくれたり、アクセスしてくれている人に申し訳ないので、久しぶりに書きます。

    さて、多発性円形脱毛症を発症したのが12月の末でしたから、早いもので、もう八ヶ月たちました。

    これまで何故あまり円形脱毛症を気にしてなかったかというと、ずっと帽子を被っていたからです。

    皆様もご存知のように、当初はスキンヘッドにしたり、なんやかんやと対策を考えてたのですが、それも面倒くさくなり、プライベートはもちろん職場でも帽子あるいはバンダナを巻いていたのです。

    現状ですが、髪の生え加減はあとほんの少し、ちょうど両耳の後ろくらいに五百円玉二枚くらいの楕円形のハゲを残すのみになりまして、スキンヘッドにしたせいで髪が短く隠れないのですが、もう少し髪が伸びれば、まあ隠れる程度の通常よりちょっと大きめの円形脱毛症みたいな感じになりました。

    しかし、最近、ちょっと問題が発生しました。

    いやはや、夏でも常にバンダナや帽子を被っていたせいでしょうが、頭皮にかさぶたのようなデキモノがいくつも出来て、それがあるところには髪の毛が生えきれない状態になっており、ようやく完治する間際で、またもやハゲが増えていくという、負のスパイラルになりかけています。

    なので、昨日くらいから、なるべく、職場でもプライベートでも、後頭部が見えない立ち位置に自分の身を置くようにして、なるべく、被り物を脱ぐこと、頭皮を掻かないことを心がけています。

    あと報告するとしたら、生えてきたのはいいのですが、白髪がめっぽう増えました。
    頭皮に栄養がないということらしいです。
    デキモノにも病名があったのですが、細かいことはいいです。

    とにかく、あとほんの少しです。

    結局このまま順調にいけば、約一年かかったことになりますが、それでも一年ならまだマシな方ですよね。
    本当に今回、自分がこのような脱毛症になって、男性女性問わず、多くの人が、コッソリと人に言えず、何年も脱毛症が治らずに悩んでいる現状を知った次第です。
    これはなった人にしかわからないことだと思いますから、一度の人生で重度の円形脱毛症になる人はそういないと考えると、僕は個人的に勝手ながら、多発性とか汎発性とか全身脱毛症とかの人に、戦友のような親近感あります。
    もしこのまま順調に治って戦争が終わっても、ずっと仲間意識あると思います。

    そういうことを含めて、今回のことで、良かったこともあります。
    自分含め、そういうあまり表には出てこないことで悩んでいる人がたくさんいることを知ったことです。
    あとは帽子の嗜み方がわかったことです。
    そもそも帽子はオシャレ目的ではなく純然たるハゲ隠しだったのですが、どうせ被るならと帽子のオシャレを考えた結果、今では僕の部屋には20数種類の色んな帽子があります。
    ちなみに今僕が好んで被っているのは麦わら帽子で、そのせいで、あだ名はルフィーって呼ばれます。

    とりあえずまだ完治していないので途中経過です。

    最後になりますが。
    いつかこういうことも『何故?』に書く小説の素材として書いて、知らない人にも知ってもらいたいと思っています。

    戦友諸君よ、みんな、がんばろーね。
    きっと大丈夫です。

    ( ̄^ ̄)ゞ

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    円形脱毛症 やはりスキンヘッドもといオシャレハゲ

    円形脱毛症というのは、この人生におけるハプニングだが、考えようによっては人間性を試される場面であろう。
    僕も随分考えさせられた。
    昨日のブログであのままいくと言ったものの、さすがに今日起きたら、いっそのこと剃ってしまいたくなった。
    人間とはこういうものである。
    何事も経験だ。重度の円形脱毛症にでもなっていなければ、スキンヘッドにすることもない。これはチャンスである。と考えることにした。
    T字カミソリで剃る。
    剃っていく過程は楽しい。積み木を壊す感覚か。調子にのってくる。まだ見ぬ自分の姿を見ることもできる。
    剃り終わる。青い部分とハゲの部分が明確にわかる。これは予想外だ。剃りはじめは皆青いらしい。
    一応、前だけ少し残してみた。

    sukin.jpg

    実は僕の帽子画像がgoogle検索でおしゃれハゲの画像一覧にあって恐れ多いので、この頭なら『おしゃれハゲ』という称号を頂いてもいいのではないかと思っている。誰もが、モヒカンに憧れる時期があるだろう。僕だって中学生の時にブルーハーツを見て、面白いなあやってみたいなあと思いながら、勇気がなくて出来ずにいた。相対的な世界の評価に怯えていたのだ。
    神様は、僕の願いを叶えるべく、僕を円形脱毛症にしてくれたのだろう。うん、きっとそうに違いない。
    とりあえず、あまり剃ったら頭皮によくないので、一旦こうしておいて、後は伸びるのに任せたいが、何しろスキンヘッドは初めてなので、髪の伸び方などが想像ができないので、でたとこ勝負になるだろう。
    それにしても思った以上に寒い。

    Posted by 椰子金次郎 on  | 1 comments  0 trackback
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