ギリヤーク尼ヶ崎『念仏じょんがら』ごっこ

    小学生の頃、私の周辺では、ギリヤーク尼ヶ崎ごっこが流行っていた。
    ギリヤーク尼ヶ崎ごっことは、踊り狂ったあと、バケツに汲んだ水をひっかぶり、最後の「かーさーん」のところを、他の自身の敬愛する人名または物名に置き換えて叫びあうものだった。
    昼休み、校庭で、この念仏じょんがら遊びに興じていた。
    1人ずつ順番にやったり、時には3人同時に縦横無尽に駆け回ることもあった。
    自身の内奥から生じる衝動に身を任せ、がむしゃらに踊り狂った。
    その後、大量の水をひっかぶり、最後の締めに入る。
    最後の「かーさん」はそのままでもいいし、「とーさん」でもよかった、もちろん片思いの相手を叫ぶ者もいたし、学校の先生の名を叫び笑いに変える者もいた。
    誰も知らぬ自分だけが知っている名でもよかった。
    とにかく想いを込められるものなら、どんなものでも迫力が増す。
    ただ何度かやった実感として、あからさまな笑いに変えると、次の人もひきずられてしまい、ずっと笑いしか出来なくなるという悪循環に陥ってしまう。
    そうすると、このごっこ遊びの本質から遠ざかり、気づかぬうちに徐々に場が白けていき、最終的には辟易してしまう。
    ただ必死に踊るだけで面白いのだから、5人くらいでやるなら、あからさまな笑いは1人くらいに止めた方がいいだろう。

    希代の大道芸人・ギリヤーク尼ヶ崎氏については、今さら説明するまでもないだろうが、一応、念のため、『念仏じょんがら』の動画を貼り付けておく。
    是非、やってみて欲しい。




    劇団どくんご大分公演 お知らせ と 感謝

    11月17日 土曜日
    19時から(開場18:30 開演19:00)
    かんぽの郷宇佐 自由広場にて
    劇団どくんご公演

    があります。


    今年から大分公演の受け入れをはじめました。
    去年北九州の小倉に観に行った際に、感銘を受け、劇団どくんごの演出のどいのさんと話していたら、
    「大分でも公演したいが受け入れの人がいない」
    と仰ったので、それならば、と軽い気持ちで引き受けました。
    とても面白かったので、大分県の人にも、劇団どくんごが行なう摩訶不思議なテント芝居を是非観て欲しい、という一念でした。
    しかし、こんな経験は全くなく、右も左もわからなかったので、試行錯誤の連続でした。
    そのなかで色々な人に助けてもらいました。

    各メディアへの後援依頼に一緒に行ってくれてシティ情報おおいた『編集部に売り込み隊』にて宣伝してくれた岩崎さん。

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    結果的に、後援は、宇佐市教育委員会さん、OBS大分放送さん、TOSテレビ大分さん、シティ情報おおいたさん、FM大分さんに頂きました。

    ポスター&フライヤー製作では、写真のレイアウトと文字部分とを大分市都町で料理とお酒の店『日和り』をやっているキヨミさんに相談し、文字部分を製作してもらいました。
    そうして印刷所に送る前の色確認では、『何故?』のとうわときさんに協力してもらい、RGB→CMYK変換後の色合いを最終確認してもらいました。

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    ポスター&フライヤーを置いてくれた店は、
    宇佐市のかんぽの郷宇佐さん、
    焼肉かねださん、
    リサイクルブティック・ベリーズさん、
    都町のBARフラミンゴさん、
    スナックt.l.sさん、
    日和りさん、
    スナックろまんすさん,
    虎の穴さん。

    そうして、大分県民芸術祭開会式にて2000枚ものフライヤーをパンフレットに挟んでくれる久原さん。
    また色々と相談に乗って頂いたおおいた演劇の会の日下さん。

    皆様に感謝です。
    ありがとうございました!

    ※上記各店舗に優待券も置いてもらっています。

    ※また下記問い合わせ先にて、ご予約を承ります。
    当日、受付で名前を仰っていただけたら、前売り料金(大人1800円・中高生1000円)でご案内させていただきます。
    (小学生以下は、お気持ちで結構です。)

    info@dokungo.com
    090-8568-5411


    この公演に沢山の人が来て、秋と冬のあいだの夜の一時を、ともに小さなテントの下で、屈託ない笑顔で笑いあえること、それを待ち遠しく思っています。
    最後になりますが、大分県の皆様に、再度お願いします。
    こんなに面白いテント芝居は他にありませんので、是非足を運んで観て欲しいと思います。
    よろしくお願いします。
    一緒に楽しみましょう♪

    かんぽの郷宇佐地図

    劇団どくんごHP


    大分どくんご応援団より

    劇団どくんご後援依頼まわり@大分

    今年は新たに引き受けた劇団どくんご大分公演の受け入れ作業で、例年よりハードな日々を過ごしている。
    昨日はゴスペルのレイさんと2人で後援依頼のお願いに、テレビ民放三局(OBS.TOS.OAB)とシティ情報大分というシティ情報誌とFM大分をまわった。
    僕自体こういう経験は初めてで、よくわからないので、ゴスペルのライブ後援で毎年まわっているレイさんに一緒に来てもらい、一から教えてもらった次第だ。
    二件目まではレイさんにお手本を見せてもらい、三件目から、
    「もうわかったでしょ。次からは自分でやってごらんなさい」
    と言われたので、顔をひきつらせながら、どうにか頑張った。
    とりあえずシティ情報大分という雑誌の後援は頂いて、あとのメディアからは二週間後の返事待ちだ。
    シティ情報大分では、編集部へ売り込み隊というコーナーがあり、ついでなのでレイさんにやってもらった。

    もしかしたらどくんごのチラシよりレイさんの顔の方が目立っている懸念はあるが、小さい写真だが、これは来月発売のシティ情報大分に掲載される。
    今月のはじめに、宇佐市教育委員会に後援をもらい、今回シティ情報大分に後援をもらい、今のところ計二件だ。
    あと二週間後に全ての後援が確定したら、ポスターとフライヤー制作に入りたい。
    どくんごからもらったポスターが少しテント芝居の面白さを視覚的に伝えるには弱い気がして、自分で作ることにしたのである。
    与えられた物で集客ができなければそれはそれでいいんじゃないか、という思いもあったのだが、どうせやるなら自分が納得してできることは全てやった上でダメな方が完全燃焼できると思った。
    一応このことは、どくんごの演出のどいのさんには伝えたが、自らが作成したポスターを否定されあまり良い気持ちではないかもしれない。
    ただ全く知らない人に何かを伝えるには、それをずっとやっている人には気づかない部分もあるかと思い、今回僕のわがままかもしれないが、大分公演の広告宣伝関係は全て自分で作りやりたいのである。
    楽しさを伝えるにはどうしたらいいかを考え、何人かの人に相談した結果、ポスター及びフライヤーの表面はこのテイストでいくことにした。

    またフライヤー裏面には、劇団どくんごの特徴であるテント芝居の写真と説明、会場へのアクセス、YouTube動画へのQRコードなどを載せ、過去から現代、静止画から動画へ道筋を作り、アグレッシブなフライヤー制作を示したいと思っている。
    ポスターは10枚作り宇佐市と大分市に貼り、フライヤーは三千枚刷り内二千枚は九月末に行なわれる県民文化祭開会式のパンフに折り込ませてもらい、残り千枚は宇佐市と大分市の数カ所に置かせてもらう。
    七月の末までには、どうにかどくんご大分公演関連の作業は終了させたい。
    そうして八月からは『何故?10号ー世界ー』用の執筆活動と、文学フリマ用の『何故?』各号の印刷製本作業に専念したいと思っている。
    色々忙しいが、色々な人に協力してもらい、やり甲斐があることをやらせてもらい、本当に有難い毎日だ。
    最後、今回のお礼にレイさんに食事を奢った時、レイさんから、こういう質問をされた。
    「最近、恋愛話ある?」
    僕は、もちろん、こう答えた。
    「わかるだろ。こんなことばかりやっているんだから。全くない」

    劇団どくんごを観て(北九州小倉公演)

    昨日は、北九州小倉に、劇団どくんごの芝居を観に行った。
    何か説明しようかと思ったが、そんなことも、野暮なことだ。

    ああ、彼らは自由だ。

    小倉城の下、リバーウォークの先に、こんなテントをおっ建てて、


    こんなことをしたり、


    こんなことをしたり、


    こんなことを一時間半くらい怒涛のように演り続けるのだ。

    演劇というと難しく考える人が多いが、そんなことはアホらしいよ。
    劇団どくんごの芝居を見ると、難しく考えることのアホらしさを教えてくれる。

    もしまだ観ぬ人から、
    「これは、どんな演劇ですか?」
    と聞かれたとする。
    もちろん色々な解説や説明をすることもできるが、それではきっと何にも伝わらないだろう。

    ただ一言、
    「面白い! すげー面白え!」
    これだけで十分だ。

    演劇とは、演劇青年たちの、マニアな遊びか。
    いや、違う!

    演劇を観るのに、演劇の知識なんかいるのか。
    いや、いらない!

    誰もが気軽に入れて、
    誰もが気楽に楽しめる、
    これが本来の芝居だろう。

    彼らがいる限り、日本の演劇は大丈夫だ。
    そして。
    彼らを愛する人がいる限り、日本はまだ大丈夫だ。

    あからさまに人生にたいする回答をくれるわけでもないが、観終わったとき、何やら僕の小さな人生が一回り豊かになった気がした。

    裸のモナリザ『劇団どくんご』ー大分県内公演地探し終了の報告ー

    『劇団どくんご』の演出家どいのさんが大分に来た。
    昨日と今日の二日間、あらかじめ候補地としてあげていた場所を見て周り、各土地の管理者と話しをした。

    夜は僕のボロアパートに泊まられたので、これ幸いと、得意?の手料理をふるまわせてもらった。
    少しタジン鍋もどきの塩こしょうが薄かったり、玉子焼きもにんにくの量が少なかったが、
    「おいしい」
    と言ってもらえたので、嬉しい。
    そういえば、今年に入り、先週は娘で、今週はどいのさんで、毎週誰かに手料理を食べてもらっている。
    しかし今後さらに磨きをかけないと、人に食べてもらうには、まだ足りない部分が多いなと感じた。

    さて、肝心の公演地探しだが。
    昨日は宇佐市、今日は大分市に行った。
    おかげさまで、宇佐の方は話がほぼ決まり、まだ日取りは未定だが、多分秋の公演になると思う。

    あと『社会事件としての演劇』の理想を叶えられる場所として、大分市のど真ん中の公園使用に関して。
    大分市のネックは公園を使用する際のお金をとる興行利用での何となくの慣習ルールだ。
    が、役所のイメージを僕は堅苦しいものと思っていたが、頭ごなしに拒否するのではなく、協議後、返事をしてくれるとのことなので、良い返事を待ちたい。

    また詳しいことがわかれば、報告したい。

    正直、僕に関しても、この『劇団どくんご』の公演に関しては何の利益も発生しない。

    ただ大分の町で、『劇団どくんご』が、あのぼろぼろのテントを立て、奇妙な衣装で筋書きのないシュールな芝居を繰り広げることで、埋もれていた何かが生まれると信じているだけだ。

    しかし畑違いの僕がこの『劇団どくんご』の公演に肩入れする理由を、何の利益も無くすることを、疑問に思う人もいるだろう。
    なので、一応説明しておきたい。
    支援する理由は、日本縦断テント芝居という形式の面白さと、その表現性の高さ以外に、もう1つ理由がある。
    それは僕が『何故?』をやっている理由とまったく同じものだ。
    無縁社会や核分裂家族からの脱出としての、現実へのアプローチだ。
    どくんごを介し、地域の共通の話題を作り、そこからの絆や縁などを作り、花粉を運ぶ蝶のように日本を縦断する彼らを介し、さらに全国と繋がることもできる、という可能性。
    それはインターネットと似ているけれど、それを彼らは身をもって、自らが動くことでやっている。
    ガラス張りのモナリザではなく、裸のモナリザを見せていくのだ。
    これはもちろんどくんご自体の目的ではなく、彼らの活動の裏側で、自然発生的に生じた事象だ。

    そういう意味で、これを機に、大分の演劇人は無論、全国のその他の人々とも連携して、職業がもたらした細分化のなかで失われ細かいジャンルに区切られてしまい、文学も演劇も美術も音楽も土方も派遣もタバコ屋もストリップも酒屋も何でもかんでもそれぞれが閉塞してしまったなかで、ジャンルの垣根を取り払い、もう一度、芸術、あるいは表現、そうして人間という大きなものとして、みんなまとめて自由に、楽しく、かつ真面目すぎるほど不真面目に、泣き笑いする時代を求めていきたい。

    こういうことを含めて、2日間どいのさんに密着インタビューしたことは、次号『NAZE NEWS1月号』に掲載したいと思っている。

    ともかく一安心した。

    さて、あとは一気に、『桜島』を飲み干そう。

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    これまで色々と相談させてもらった大分の皆様ありがとうございました。
    また公演の際には、よろしくお願いします。
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