小説『冬子』発刊

    kindleにて、小説『冬子』を発刊した。
    もはや説明はいらないだろうか。
    言わずと知れた名作らしい。

    冬子

    銭の問題で煙草を控えている。
    ニコチンが体から不足していく、あのおぞましいふつふつとした皮膚の感覚で、気が狂いそうになる。

    今年は、これまでの小説を全て電子書籍化する計画なのだが、ここ数ヶ月、それら小説をまとめる作業をしていて、気づいたことがある。
    私の描いてきたこと(小説)は、生き延びる者の哀しみのようだった。

    冬子は、死んだ。
    だが、私は、なお、生きる。

    今回も、ただ、それだけの物語だ。


    それでは、よろしくお願いします。



    私の電子書籍がよくわからないジャンルで新着6位!

    amazonが、月額980円で、電子書籍読み放題『Kindle Unlimited』というプランを拵えた。
    これを機に、電子書籍のシェアは、かなり拡大されることだろう。
    とはいっても、私のような世捨て人には、さほど関係ない話だ。
    そう思っていたのだが、やはり現代に生きている限り、世の中の情勢と無関係ではないようだ。
    とある知人が、何やら興奮して、連絡してきたのだった。
    「すごいじゃないですか。文化人類学、民俗学のジャンルで新着6位とありました!」
    「はい?」
    「またまた、ご謙遜を。これですよ」




    「何のこっちゃよくわからん。そもそも小説だし」
    「まあ何でもいいじゃないですか。6位ですよ!」
    何が6位なのか、何が文化人類学なのか、深読みすれば民俗学とも言えないこともないが、それにしても全く意味がわからない。
    読み放題になったから、私のような無名の作家でも、気まぐれに読まれるのだろうか。
    「ちなみに、こういうのも見つけましたよ!」




    「いや、だから、小説だから」
    「おめでとうございます!」
    「うむ……ようわからんが、ありがと」
    どういうつもりか知らないが、どういう形にしろ宣伝してくれていることだ。
    笑って、許してやろう。




    小説『無縁アパート』発売開始!

    本日、kindleにて、小説『無縁アパート』を発刊した。
    これも以前からの読者なら知っていることだろう。
    あらすじとしては、こうだ。

    無縁アパートの中でトンネルを見つけた僕は毎日トンネルを抜けてもう一つのセカイへ行った。ほとんど何も起こらない日常のなかで、切り刻まれた夢と小さな思い出だけが、僕らを追いつめるように積もっていった。



    表紙は数年前だったか横浜へ行った際に名前は忘れたが何とかタワーから撮った写真を使用した。

    無縁アパート表紙

    以前、この作品を『何故?』に掲載した際、作家の水城麻衣さんから、このような書評を頂いている。

    書いたものを切り刻み滅茶苦茶に紙面に貼り付けている感じ。ストーリーはうまく追えないが、そのくせラストはものすごい衝撃が走る。ピカソのゲルニカみたいだと思った。夢の儚さ、「儚」の漢字に人偏がついていることを考えた作品だった。









    小説『街の子』発刊!

    電子書籍にて小説『街の子』を発刊した。

    あらすじは、こうだ。

    ある日、スマホを片時も離さないネット族を撲殺した罪で、山の上の病院に強制入院させられた彼は、街と森、記憶と事実、ネットとリアル、意識と無意識を縦横無尽に行き交いながら、街の子としてのたった一つの真実を見つける。



    以前からの私の読者ならどこかで聞いたことがある話だろう。

    そう、『何故?十号』に掲載した小説を改稿改題したものだ。

    改めて読み返すと、文章的欠陥や物語に関係ない登場人物などもいて、この作業は思いのほか時間がかかった。

    当時は混沌しか描けていなかったが、今回ようやくはっきりとしたテーマが現れた気がする。

    表紙製作も七転八倒した。

    当初写真を使用していたが、どうもしっくりこない。

    一念発起し、未事記と同じく、自分でイラストを描き表紙とした。

    何故かはわからぬが、拭い去れぬ強烈なトラウマを内在した少年が描くような、戦後すぐの浮浪孤児が描いたような、何だか精神鑑定にひっかかりそうな絵になった。

    これはこれで内容をあらわす表紙になった、と自負している。

    街の子

    21世紀に生きる同時代人の皆さんへ捧げる。




    待望の電子書籍化!


    表紙変更

    前々から迷ってはいたのだが、電子書籍の表紙をやり直した。



    虐げられ行き場を失くした迷える狩猟採集民族の末裔(精神病者)たちの、たった一つの灯台。




    太古の海から生まれた命、人間の根源を問う、詩集。





    蔑まれ疎まれる煙草「わかば」に光をあて価値観を180度転換させた世界唯一の全編わかばづくしの作品集。




    更にこれから小説などを中心に電子書籍のラインナップを増やし来るべき時代に備える所存である。

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