マイペース・マイワールド

    心おもむくままに

    メールアドレスから紀元前まで

    編集部創設を思いついたが、今いち反応が薄い。
    とりあえず、朝、テスト的に何故?ドメインでのメールアドレスを作成して、編集部メンバーに配るということを思いつき、実行にうつした。
    @の後ろがe-naze.netで、名前@e-naze.netのメアドである。
    独自ドメインを取得しているので50個のメアドが作れる。
    それを各メンバーの携帯かPCに転送できるシステムだ。
    とりあえず即効編集部に入部してくれた小倉君と慎さんに配る。

    小倉
    fuuta-ogura@e-naze.net


    sin@e-naze.net

    僕のメアドも作った。
    seidai-morii@e-naze.net
    である。

    これでそれぞれの携帯電話にメールが届く。

    夜。
    小倉君から連絡があり、慎さんには送れるが僕のメアドにだけ送れないと言ってきた。
    PCからは送れたので、何が悪かったのかわからない。
    そうこうしていたら、小倉君から電話がかかってきた。
    メールアドレスの話をしたあと、『何故?』の書籍コード取得計画とipad、キンドル時代の次世代の雑誌作りの草案を話した。
    文学や文字は厳然とある、ただ媒体は変化するだろう、そういう話をした。
    そのうえで本を作るとはただ言葉を読ませるものではなくなり芸術作品の一つになるだろうという話をした。
    本そのものが芸術になる時代がくる。
    ただ読ませるためのものではなく、その装丁や仕様などで芸術性を競う時代がくるのである。
    その時、本は一冊1000円以上のものとなる。
    そういう時代を見越している、そういう話をしたが、小倉君はまだ現代の書店や旧来の本に思いがあるようで、「そんなもんですかね」的な納得していないような受け答えであった。
    いずれ時代が証明してくれるだろう。
    本格的な電子書籍の時代が来る前に、準備を完了しておきたい。
    「まあ、何故?が残っていればですね」
    と小倉君がクールに言うので、
    「そりゃそうだ」
    と僕はクールダウンして答えた。
    その後、文学の話をする。
    小倉君と話すといつも頭の中の話になり少々熱くなるが、今日は珍しく形而上的なことではなく、少しは具体的なことについて話したと思う。
    小倉君は現代多くの歴史を知らない人を憂い、東洋と西洋の区別にこだわっているようだった。
    話の流れとして、区別を知らせることは実はどうでも良くて、区別の先の人間そのものを物語の中に溶け込ませれば自然と読後頭に染みこむものだという話に落ち着いたかなと思う。
    小説の作り方、物語の作り方、そういう基本部分である。
    想いを物語に変換する方法や、なにを描くべきか、どう描くべきか、そういう話である。
    それから当然のように日本の話になり天皇のことを含め紀元前まで遡り日本の歴史について語る。
    僕は現在曖昧な存在である天皇を問い直すように、対立するものとの比較や闘争を通し、歴史や時間はもちろん、空間的な西洋と東洋をも含め、日本の天皇という存在をもう一度洗い出したいと考えていると語る。
    天皇小説は歴史好きの僕の、最大の野望である。
    これを書ければ、それでいいと今は思っている。
    2年後、書籍コード取得記念雑誌の長編問題小説として発表するという野望を持っている。
    そのために取材をやりつづけて、歴史を明確に意識しておきたい。
    とっかかりとしてまず皇居見学であり、神社巡りである。二年間に京都御所、伊勢神宮、出雲大社などをまわりイメージを固めたい。
    その前の歴史にまで踏み込むか、そこまでしていたら10年かかる。
    基本姿勢は、歴史の再認識。
    そうして人間の営み。
    小さき者と大きな者との合流である。
    上と下に分断されたり、西と東に分断されたり、今と昔で分断されていること、そうして個人主義の弊害から分断された人と人とを繋げること。
    こういうことが、僕の文学的テーマの基本姿勢だと思っている。
    1時間くらい話したが、彼との話ではいつも何か夢を語っている気がする。
    それがもちろん『何故?』の原動力にもなっているのだと思う。
    それぞれの夢だ。
    彼の場合は一周目だが、僕の場合二周目の、あの蒼く執拗な想いこそが『何故?』なのだろう。


    2010年04月28日深夜 森井聖大の日記より抜粋

    Category : 何故?記
    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback
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