マイペース・マイワールド

    心おもむくままに

    第十八回文学フリマでは、大坂文庫第二号に『雅子さん愛子ちゃん救出大作戦!』を掲載予定。

    さて今春、2014年5月5日、第十八回文学フリマが東京流通センターで開催される。
    それにあわせ、大坂文庫の雑誌第二号も刊行される。
    そこに、私も、前号に引き続き、天皇小説を掲載してもらうことにした。
    思想及び文学のアンテナの高い人なら知っている、ほぼ無法地帯であり、自由な文章表現の場である、あの文学フリマである。
    私は、ここでしか読めない作品として、この小説を発表したい。

    『雅子さん愛子ちゃん救出大作戦!』

    2人のことをたまに報道で知るたびに痛々しくてもう見ていられない。

    初めて、皇太子と結婚するとなった時の雅子さんをテレビで見たとき、彼女はまだ笑顔だった。
    ついでに言うと、少し顔立ちが太宰治と似ていることもあり、私は少し雅子さんに親近感を抱き、気になっていた。

    観よ、この結婚前の伸びやかな普通の女の子であった雅子さんを。かわいいではないか。



    それから流産という経緯を乗越え、愛子ちゃんが生まれてすぐは人間らしい感情を表に出し夫婦揃っての記者会見で涙を流したりもしていた。
    どこか弱々しくはあるが、懸命に生きていこうという気持ちが伝わってくる。

    しかし、日本国民ならみな知っている通り、適応障害といわれ、療養生活に入り、もう十年にもなろうとしている。
    これが一般の社会なら少しはストレスを感じながらもどうにか適応できるかもしれんが、誰が今時、皇太子妃に適応できるというのだろう?
    それが雅子さんでなくとも、一体、誰が?おまえ出来るか?
    更に、この間、愛娘である愛子ちゃんまでもが、発達障害であるとか、いじめらしき扱いを受け不登校になるという報道などもあった。

    可哀相に、全く無意味に、こんな重いだけのふざけた布をぐるぐる巻きにされて。



    実は愛子ちゃんはうちの娘と同い年なのだが、もしこれがうちの娘なら「うざい、あほらしい」と一目散に逃げ出してタブレットで好きなアニメの動画を観始めるに違いない。
    そりゃ誰だって嫌だろう。
    今時、何のために?
    疑問に思って当然だろう。
    発達障害とは関係なしに、誰だって無表情にもなる。

    皇室は国民の象徴である、という。
    だとすると、雅子さんは、現在世間で増加している精神疾患の象徴であるのではないか。
    また愛子ちゃんはアスペルガーだという噂もある、近年、昔は言われなかった知的発達は人並みもしくは平均より高いがコミュニケーション能力が自閉症的であると言われるこのタイプの人々の急増をも象徴しているのはないか。

    そうして、更に考えを深め、何故、国民及び国民の象徴が、現在このようなことになっているのか。

    天皇はそのまま日本における農耕の歴史である。
    天皇は太陽神である天照大神を祖神とする農耕民族のための存在である。
    農耕がはじまり、安定と秩序を重んじ、村ができ、やがて国家となる。
    天皇が朝鮮半島から渡来した一族であるかどうかは別にしても、あたかも農耕そのものが人間の本来の姿だというバカもいるが、それ以前には狩猟採集生活を数十万年続けてきた人間の歴史もある。
    たかだか数千年、ただ安定のために農耕生活に入っただけのシェルター的生活を後生大事に、昔は意味をもって存在していた生活を伝統というだけ(それもたかが数千年を永遠の如く!)の無意味さで、今、農耕を主としていない現実のなかで、まだ続けようとするならば、そこに農耕民族的安定秩序の面白くない生活や、その象徴たる天皇及び皇室に、何らかの捩れが生じ、何らかの病気を生じさせるのも致し方ないのではないだろうか。

    農耕民族の長である天皇であるとするならば、そこに社会の捩れが生じてきた今、言い方を変えれば、一人の人間をあるいは一つの家族を国家安泰のために生贄にするというシステムを、農耕社会の終焉を人間としての英断と来たるべく人間の生活としての無秩序への決意をもって、もうそろそろ考え直すべき時に来たのではなかろうか。

    哀れな生贄である雅子さんと愛子ちゃんをどうやったら救うことができるだろうか?
    そして、その時、日本はどのようなことになるのだろうか?

    という小説を、大坂文庫に掲載してもらおうと思っている。
    但し、掲載可否の判断は、責任編集長である上住断靭氏に任せているので、もしかしたら掲載されない可能性もある。

    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback
    該当の記事は見つかりませんでした。