マイペース・マイワールド

    心おもむくままに

    無国籍生活

    とにかく寝ていた。布団から出ずに木村敏の『時間と自己』を読みつつ、寝て、起きて、読み、寝て、を繰り返していたら夜になっていた。これは昨日からはじめたのだが夜になってうとうとしても電気を消さないことにした。ハロウィンということもあるし悪霊が来る気がした、というのは時節ネタの冗談として、起き上がるのが面倒だし、起きて本をすぐ読めるように、あと電気がついていても眠れることに気づいたからだ。昼は電気を消してカーテンを開けて、寝た。ご飯を炊いて、また寝た。ご飯を食べ、また寝た。米だけで生きられることにも気づいた。なるべく動かないようにしている。贅沢を言わない。少しばかりふりかけと海苔と味噌がある。このへんをローテンションして、ご飯と一緒に食べよう。あと焼肉のタレもあるから焼きおにぎりなども考えている。あとは米がいつまで持つかだが、何とかなるだろう。ただ煙草と酒をやめたからか、動きが緩慢になっている。思考は深く考えられていると思うが、持続力がない。話しぶりはどうにも往年の中島らものような感じになっているようで、スカイプで話した文藝仲間に「大丈夫か?」と何度も心配された。たぶん悪霊は来ないだろう。もし来ても「こいつはもう他の悪霊にとりつかれている」と諦めて他の人のところへ退散するだろう。してやったりである。だがいかんせん今のところ座禅をする気力はない。残念ながら無の境地とまではいかない。ここは日本だろうとは思うが、こんな感じなので、どこに住んでいようかどうでもよくなっている。いわば無国籍人である。

    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback
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