マイペース・マイワールド

    心持ち喧嘩せず

    幸福実現党の演説を見て

    商店街の出口に幸福実現党の演説カーが止めてあった。
    地元の候補者と並んで、党首の釈量子さんの垂れ幕もある。
    党首はかなりの美人であるとのこと。
    だがどう見ても地元候補者の女性一人しか登壇していない。
    美人はいないようなので通り過ぎようとした。
    すると横から可愛らしい女性が近づいてきた。
    「よろしくお願いします」
    幸福実現党のビラを差し出した。
    どこか総裁先生の再婚相手であり坂本竜馬の生まれ変わりでもある大川紫央さんに似ている、おっとり系の美人だ。
    党首もそうだが美人を活用することに長けていると感心した。
    これがおっさんおばさんなら立ち止まらなかっただろう。
    総裁先生のこういう俗っぽい戦略は好感が持てる。
    「党首の方、来ますか?」
    「ええ、もうすぐ来ます」
    「釈さん美人ですよね。いや、あなたには負けるかな」
    私がそう言うと、ビラ配りの女性はウブな女学生のように照れ笑いした。
    総裁先生には若くてカワイイ女性を惹きつける何かがあるのだろう。
    多分、あのイタコ芸が面白いからだ。
    あそこまで馬鹿げたことができる人は早々いない。
    総裁先生は希代のエンターテイナーである。
    表現者としてつくづく感心する。

    しばらくして、再び、現場に戻ってみた。
    幸福実現党の党首であり伊藤博文の生まれ変わりでもある釈量子さんが、ちょうど演説している最中だった。
    やはり噂どおりの美人であったが、悲しいかな、党首として全国各地を飛び回り応援演説している為だろう、声が枯れており、まるでオカマみたいな声になっていた。
    少々ゲンナリした。
    やはり美人は、どんなに演説をしても、綺麗な顔、綺麗な声でいるべきだ。
    そういう戦略でいくべきだ。
    そうでなければ他と変わらない。
    せっかくの美人党首が台無しである。
    そうまでして政策のことなど訴えなくとも良いのだ。
    国民は幸福実現党にそんなことを求めていない。
    癒しであり、笑いだ。
    国民のその要求に応えることにより得票に結びつくのだ。
    誰からも求められていないことをし、ただ選挙とはこういうものだろうという貧弱な発想で他を真似ているようではダメだ。
    なぜ、自分が党首になったのか、それを考えたら自ずとやるべき答えは出るはずだ。
    このへんがどうにも総裁先生のコンセプトを遂行できていないところであり、票が伸び悩む要因であろう、と思う。
    演説カーの前方には多分サクラなのだろう、行儀よく数十人の人々が整列して、演説に聞き入っている。
    彼らは、演説の要所要所で拍手をするのだが、あまりにも揃いすぎていてサクラ感を出しすぎなのである。
    演出家は何をやっているのだろう。
    総裁先生がこういう適当な演出を許すはずがない。
    大体のところ、そもそも信者なんてのは、何もせずとも投票してくれるのだろ?
    その人たちを前列にしてどうする。
    演説など聞かせなくとも良いではないか。
    そうではなく、一般の人にむかって話し、票を入れてもらわないといけないのではないか。
    どうせ信者の票だけでは足りないのだから、これからはサクラを排し、ぽつぽつでもいいじゃないか、美人党首と可愛くて優しいビラ配りの女性がいれば、少しは人は集まるのだ。
    こんなことでは、いつまでたっても国会議員など生まれないぞ。
    自らの美貌と幸福実現党らしい独自戦略に自信を持って頑張ってもらいたい。

    さて、今回、幸福実現党は一議席でも獲得するのだろうか。
    いつになったら総裁先生の喜んだ顔が見られるのだろう。
    もし万が一、一議席でも獲得できたら、いっそのこと一議席獲得祝賀パレードくらいやってもいい。
    それは少々大げさすぎるかもしれないが、チャップリン以来の世界的芸人・総裁先生のことだ。
    その時のイタコ芸はきっと面白いものになるに違いない。
    それだけが楽しみである。






    Posted by 森井聖大 on  | 0 comments  0 trackback

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