もう高校生

    今日の午前中、娘から、某県の県立高校に無事合格したとの電話があった。
    「すごいやん、おめでとう!」
    「いや別に大した高校でもないし」
    しかしながら中一の時は1学年100人中95位というビリギャル状態であったことを昨日のことのように覚えている私にとっては奇跡が起きたように嬉しい。
    「よし、そうと決まれば、中学卒業祝いと高校入学祝いを兼ねて1泊か2泊の旅行に行くか。どこがいい?」
    このブログにも書いてきたように思い起こせばこれまで娘を連れて何度も旅行をしてきた。
    見聞を広げるという教育的目的もある。
    そういう時、決まって娘は「やったー」と目を輝かせ歓喜の声をあげた。
    私はそのことを昨日のことのように覚えている。
    そう、今回も、そのはずだった……。
    そういう反応を期待していたのだが……。
    何ということだろうか……。
    思わぬ言葉が返ってきた。
    「日帰りがいい」
    「ん?せっかくだから、どっか泊まろう」
    「いや、泊まるのはちょっといいかな」
    「ん?なんで?」
    「別の部屋取れる?」
    「ん?なんで?」
    「もういい。天神に買い物連れて行ってよ」
    「天神?まあいいけど。じゃあ天神付近に泊まる?」
    「いや、日帰りで」
    私は今ようやく気づいたのだが、娘というのは高校生くらいになると父と2人での旅行は遠慮したくなるようだ。
    理由は色々あるのだろうが、はっきりしたことは私にもよくわからない。
    問い詰めても娘は口を濁すばかりだからだ。
    ただ幼き時から優しき娘だから、推測するに、この不甲斐ない父の経済状況などに気を使っているのかもしれない。
    「大人にならなくていいよ。わがまま言っても」
    私がそう言うと、娘は最後にこう言った。
    「もう高校生だから。とにかく日帰りで」
    どこまでも気を使う娘である。




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