マイペース・マイワールド

    東南から来たはずだが、いつからか日本人。

    地底人との邂逅

    椰子金は、地球の中心目指して、土中をモグラ並みに下へ下へと掘り進んでいった。
    掘り進んでいく途中で、おでこの先からドリル状の角が生えた。
    しばらくすると、マントルにぶち当たった。
    そこで一人の地底人と出会った。

    〈地底人の基礎知識〉
    地底人はアトランティス大陸の末裔だとする常識がある。
    だが、それは半分あっていて、半分間違っている。
    正確に言うと、アトランティス大陸の末裔は、地底人ではなく、地下生活者だ。
    それはドストエフスキーにおける地下生活者の手記の主人公のようなものだ。
    椎名誠の娘である渡辺葉が翻訳したことで有名なジェニファー・トス『モグラびと ニューヨーク地下生活者たち』におけるニューヨークでの地下生活者のようなものだ。
    つまりは地上人の枝葉としての地下生活者でしかない。
    考えるまでもなく、そもそもそのような似非地底人(ただの地下生活者)には、高温灼熱のマントル内での生活は不可能だ。
    真の地底人は、地上人の先祖が200万年前アフリカから出立するのと同時期に地底に向かった一群の末裔なのである。

    〈地底人の証明〉
    近年、元CIA職員でありNSA職員であり世界中の人々を米国が監視している超監視社会の現実を告発し国家機密漏洩罪により米国から逮捕状がでて現在ロシアにおり映画にもなったことで有名なエドワード・スノーデン氏が地底人は存在するとの発表を行っている。
    ここにきて、以前は、宇宙人は宇宙の彼方からやってきた地球外生命体であるという常識や、タイムマシーンに乗ってやってきた未来の地球人であるという常識が覆され、宇宙人は地球外生命体でもなく未来の地上人でもなく地底人であるという説が濃厚な新常識として定着しつつある。
    火口周辺のUFOについては、火口に吸い寄せられるように入っていくUFOや、飛び出してくるUFOなど、日本を含め世界各地の火山に設置された噴火警戒カメラにかなりの数の映像として確認されている。(youtubeにもあるので是非ご覧になって頂きたい。)
    椰子金は土中を掘りながら進化の過程で獲得した角で持ってマントルへと到達した。
    だが、200万年前のホモ・エレクトスは、火口から滑るようにマントルへ下っていったのかもしれない。
    土を掘るより抵抗が少ない。
    はじめから開いている穴に入っていく方がずっと楽だろう。
    アメリカにはNSAやCIAの他に宇宙をテーマに活動しているNASAという組織がある。
    スノーデン氏の地底人への言及は、ただの世迷言ではなく、NASAに対する告発である。
    地底人こそがUFOの正体であるとするスノーデン氏の告発は、地上人を騙し、宇宙人への興味によって莫大な予算を獲得してきたNASA(米国)にとって、自らの存在意義を否定された致命的かつ不愉快な真実に他ならない。
    スノーデン氏は、ぶれない態度として、米国という国家を敵に回しながら、大いなる噓を告発している。
    では、なぜ、スノーデン氏は、命の危険を省みず、地上人が多くの洗脳に侵されていることを指摘したのだろうか。
    真実を隠して進むことへの警鐘であろうし、自らの心に忠実に耳を傾けた結果としての地上人への愛だろう。
    このスノーデン氏の勇気に多くの地上人はどう応えるのだろうか。
    もう何が真実かすらわからなくなっている地上人は、これによって、目を覚ますのだろうか。
    しかしながら、海底も地底も知らずに、病的なまでの論理の飛躍で宇宙を目指す浮世離れした地上人は、それでもまだ多くの妄想じみた幻想を手放さないままでいる。

    〈スノーデン氏以前の告発〉
    過去、奥崎謙三が神の啓示として、地上原理への否定を行った。



    徹底して地上原理への否を訴えたが、無知蒙昧な野蛮人である地上人の多くは、黙殺し、嘲笑った。
    一方、海を隔てたイギリスでは、コリン・ウィルソンが登場した。
    彼は、アウトサイダー出版後オカルトへの言及を深めていったが、多くの地上人は、奥崎同様ゲテモノ扱いしたのだった。
    究極のアウトサイダーとは、何であるか。
    それは、地上原理の外に飛び出すことである。
    突き詰めていくと、地上原理により肯定されているものはことごとく否定することは当然であり、地上原理の噓を暴くためには地上原理により否定されているものを肯定しなければならないのだ。
    コリン・ウィルソンは、文学を手放したのではなく、最後まで、自己の当初のテーマであったアウトサイダーを究極まで追求していっただけである。

    椰子金は、日本人の流儀で、地底人にこくっと会釈をした。
    地底人は妖精のようでもあり、よく見る宇宙人グレイの様でもあった。
    地上では体を大きくする必要があったが、地底では逆に小さくする必要があったのだろう。
    「何しにきた?」
    地底人は警戒しながら地上人である椰子金に問うた。
    「世界というチャブ台をひっくり返す!」
    椰子金はおでこの角をぴくぴくさせながら言った。
    すると地底人は、警戒心が解かれたように一気に柔和な笑みを見せ、椰子金に手を差しだした。
    「ようこそ、地底へ!」
    椰子金と地底人は、200万年の時を埋めるように、堅い握手をした。







    Category : 地底人の証明
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