マイペース・マイワールド

    金持ち喧嘩せず

    ギリヤーク尼ヶ崎『念仏じょんがら』ごっこ

    小学生の頃、私の周辺では、ギリヤーク尼ヶ崎ごっこが流行っていた。
    ギリヤーク尼ヶ崎ごっことは、踊り狂ったあと、バケツに汲んだ水をひっかぶり、最後の「かーさーん」のところを、他の自身の敬愛する人名または物名に置き換えて叫びあうものだった。
    昼休み、校庭で、この念仏じょんがら遊びに興じていた。
    1人ずつ順番にやったり、時には3人同時に縦横無尽に駆け回ることもあった。
    自身の内奥から生じる衝動に身を任せ、がむしゃらに踊り狂った。
    その後、大量の水をひっかぶり、最後の締めに入る。
    最後の「かーさん」はそのままでもいいし、「とーさん」でもよかった、もちろん片思いの相手を叫ぶ者もいたし、学校の先生の名を叫び笑いに変える者もいた。
    誰も知らぬ自分だけが知っている名でもよかった。
    とにかく想いを込められるものなら、どんなものでも迫力が増す。
    ただ何度かやった実感として、あからさまな笑いに変えると、次の人もひきずられてしまい、ずっと笑いしか出来なくなるという悪循環に陥ってしまう。
    そうすると、このごっこ遊びの本質から遠ざかり、気づかぬうちに徐々に場が白けていき、最終的には辟易してしまう。
    ただ必死に踊るだけで面白いのだから、5人くらいでやるなら、あからさまな笑いは1人くらいに止めた方がいいだろう。





    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback

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