マイペース・マイワールド

    金持ち喧嘩せず

    大分市・夜の彷徨(1日6軒、延べ人数11名)その1軒目・喫茶店Bにて

    夕方5時すぎ、ひどく迷いながらも、特急ソニックに乗り、大分市まで行った。
    特急電車で1時間かかる。
    本を持っていなかったから、大分駅に着くまで、流れる窓外の景色をぼんやり眺めていた。
    駅から徒歩10分ほどの場所にある府内町の喫茶店Bに行く。
    前回訪れた時、園子温監督『希望の国』を観ろとマスターが言っていて、『希望の国』を観た。その他にもマスターが好きな若松孝二監督『11.25自決の日』も観た、北野武監督『アウトレイジビヨンド』も観た、ともかくそんな映画について語りたかっただけの理由だ。
    カウンターに座り、アイスコーヒーを頼む。
    「希望の国、観ました。よかったです」
    するとマスターは「うむ」と頷き、現在同じく府内町のシネマ5というミニシアターで公開中のドストエフスキー原作『白夜』の映画パンフレットを差し出す。
    「小説書きならドストエフスキー好きだろう」
    アイスコーヒーを飲みながらパンフレットを眺める。それから約3時間、映画談義を語り続けた。
    「若松孝二の千年の愉楽もよかったぞ」
    「中上健次は好きな作家ですから、興味はありますね。今度観ておきます。しかし、原発関連の映画はもっとあっていいはずですが、少ないですね」
    「スポンサーがいないからな、内容が内容だから金がでない、希望の国も日本企業ではなく香港の企業が出資して、ようやく完成だ」
    「東電恐るべしですね。国かなあ」
    現在、祝島の原発のドキュメンタリー映画を撮っているフリージャーナリストの東条雅之の話をする。
    「やっている奴はやっているけど、企業は金を出さない、メディアは無論報道できない」
    パンフレットと募金用紙をもらう。
    東条雅之スナメリチャンネル
    「募金しましょうかね」
    「行動は全部世の中への姿勢だよ」
    バッグから福岡ポエイチのチラシを取り出す。
    「これ、置いといてくださいよ」
    「福岡でやるのにココに置いてもあまり意味ないと思うが」
    「可能性ですよ。あと世の中への姿勢です」
    マスターは「うむ」と頷き、玄関のチラシ置き場に置いてくれた。
    「最近、文芸即売会が流行ってるんですよ。書き手も増えてます。いい兆候です」
    「内輪だけのものじゃつまらんぞ」
    そうして店を出た。
    次は2ヶ月ほど前他のバーで会って、少し話した東京帰りのマスターがやっているという、府内町の同じ通りにあるバー兼ライブハウスに行った。

    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback

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