マイペース・マイワールド

    心持ち喧嘩せず

    お花見朗読会、大成功!

    ミューズはいたのか、いや、私の気迫が雨雲を押しやったのか。蓋を開けてみれば、天気予報は外れ、晴れ間さえ覗いている。15時から開演のところ、少々遅れて16時半に会場である城址公園に着く。たくさんの花見客で賑わっていた。にぎにぎ代表が首を長くして待っていることだろう。どこにいるのだろうと花見会場を探すと、このようなお手製のポスターを吊るしていた。

    お花見朗読会ポスター

    もうすでに1時間半が経過していたからだろう、にぎにぎ代表は赤ら顔の酔っ払いと化していた。朗読会会場には、今のところ、私を含め、4人しかいない。無謀な企画であったか。ひとまず酒を飲み、文学談義をする。だが、事態は、徐々に好転していった。なんと、一人また一人と人が増えていき、17時半くらいには、9人にもなっていた!下は20代前半から上は50代後半まで、男女比率5:4。おお、意外と来たじゃないか!これで不安は払拭された。
    「よし、やるか!」
    にぎにぎ代表が、雄雄しく立ち上る。メガホンを片手に持ち、花見客にむかって、開催宣言の雄たけびをあげる。
    「今から朗読会はじめます!まずは大分合同新聞年間読者詩人賞受賞のわたくしから!」
    周囲の花見客は嘲笑または完全無視だが、にぎにぎ代表は少しもひるまない。私は、心の中で、にぎにぎ代表の詩集『生きるって恥ずかしい』の意味をかみ締める。これから歴史的イベントがはじまるのだ。私は、覚悟を決め、酒を置き、にぎにぎ代表の朗読に耳を傾ける。

    お花見朗読会にぎにぎ

    にぎにぎ代表の次は私だった。私は自著『ネオぶんがく宣言』の一節を読み上げた。
    ネオぶんがく宣言: 全ての文学青年へ
    初めてだから、なかなか難しかったが、朗読が終わると、恥ずかしさは消え、晴れ晴れしい気持ちだけが残った。それから順番に9人全員が自作の詩や即興漫談、フランス語の参考書の面白翻訳、自己紹介などしていった。何だかわからないが奇妙な心地よさがあった。最後、誰かがこのようなことを言った。

    「大分でこんなに大声で何時間も文学の話ができたのは初めてだ」

    こうして、第一回おおいた・ことばあそび界の歴史的イベント『お花見朗読会』は、大盛況のうち、19時半に幕を閉じた。
    とても楽しい春の日の一日だった。

    おおいた・ことばあそび界


    Category : 大分文学会
    Posted by 森井聖大 on  | 0 comments  0 trackback

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