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    森井聖大短編集・第一号『未事記』発売開始

    2015年9月1日、森井聖大は、森井聖大短編集第一号として『未事記』を、電子書籍にて販売開始したようだ。
    これは、2014年前後に大坂文庫にて発表し文フリ界隈で物議を醸した、天皇小説三部作を収録したものだった。
    収録作品は以下になる。
    「天皇陛下の恋人」
    「雅子さん愛子ちゃん救出大作戦」
    「未事記」
    短編集のタイトルは収録同タイトルでもある未事記を使用しており、古事記の逆で「未だない事を記す」という意味である。

    また、電子書籍版を出すにあたり、森井聖大はあとがきを加筆し、このようなことを書いている。

    この三作品は、天皇三部作として、二〇一四年前後に、文学フリマで販売されている大坂文庫という同人誌に掲載したものです。もともと何の政治的思想もありませんが、ただ日本においてタブーとは何だろうと考え、商業出版では出せない小説として、文学フリマに似合う作品として試験的に書いた次第です。はじめは楽しみながら書けましたが、最後の未事記を読んでもらえばわかりますが、真摯に考えていく過程で、一人の同時代の人間としてだんだん物悲しい気持ちになりました。個人主義といいながらその中で天皇家は置き去りにされています。全て想像ですので、本当のところはわかりません。どのような人間にとっても命である限り一度きりの生です。私の危惧が思い過ごしであれば良いのですが、果たして実際どうなんでしょう。それを考えるのは一体誰なんでしょうか。もし機会があればご本人にも読んでもらいたいとも思います。それで笑って頂ければ幸いです。最後になりますが、本当は幸せならば良いなあ、と思います。



    価格は500円とのことである。
    果たして、この短編集は、どれほど売れたのだろうか。
    また、どれほどの反響を呼んだのだろうか。
    現在において、天皇とは何だったのかを物語る資料として、数少ない天皇小説として、世界中で読まれている作品ではあるが、古の人々、とりわけ大昔、大陸のした涙の雫のように点在していた列島にひしめきあいながら住んでいたとされる日本人という今は無き民族にはどのように読まれたのであろうか。
    何もかも、もう我々にはわからない。
    その昔、この小説がどれほど面白かったのかは!
    ああ、このことだけで、後世に生まれたことが悔やまれてならない。


    2515年発刊 アルポール・ミラン著『失われた日本文学の記憶』より

    amazon『未事記』




    Category : 電子書籍
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