森井聖大ファンクラブ通信

    マイペース・マイワールド

    草枕と私

    草枕は熊本県玉名市を舞台にした小説だが熊本の方言は出てこない。掛け合い漫才のような会話が多数あるが、どれも東京の下町を思わせるべらんめえ口調である。このへんが夏目漱石の限界であろう。
    私も同じ熊本を舞台にした小説を書くつもりだが、その時は大分弁も熊本弁もきちんと書き分け、この地を描きつくしたい。
    とはいっても、それでも熊本の人々は、夏目漱石が好きなようである。草枕を大切にしているのだ。草枕ツアーなどもあるし、熊本のケーブルテレビなどを見ると、いつも漱石や草枕の話ばかりである。
    漱石が熊本に住んでいたのは4年ちょっとだという。クロニクル的に短くも感じるが、限り有る命を生きる人間として、4年間を過ごした土地・熊本は、短くもなく、むしろ田舎で何もないからこそ長く、ゆっくりと流れる時間の中で、幾多の思いが詰まった土地になったのだろう。私自身の実感として、今まさに熊本にいる身として、そう感じる。
    今はただ構想している。幾多の文豪のパロディである。ひとまず草枕を基底にした小説のタイトルは『クソ枕』と決めた。そういうものを幾編も書いてみよう。

    熊本とくまもんの歌で前回森高千里が歌うくまモンもんを紹介したが、それよりも熊本県民に親しまれているポピュラーソングは、くまもとサプライズという歌である、ことを最近知った。



    Posted by 椰子金次郎 on  | 0 comments  0 trackback

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