マイペース・マイワールド

    金持ち喧嘩せず

    40歳を幾日かすぎて

    私は発見した。
    40歳と幾日かがすぎて、40歳になる為に、これまで生きてきたことを知った。
    40歳は人としての分岐点だ。
    この時、何を考え、どうするかによって、後半生が決まる。
    私は、数多の地位も名誉も捨て、熊本へやって来た。
    正しい道かどうかはわからない、ただ分岐点を前に立ち止まらず、一歩でも、眼前に広がる荒野、道なき道を、少しでも前に進むことを決断したのだ。
    国法では20歳を成人とするようだが、それはただヒトに成るという意味である。
    実際、人は40歳になって初めて成人するのである。
    20歳で人と成り、40歳で人間に成るのだ。
    39歳までに死んだ、いうなれば夭折した、早死にした、若者に人気のある数多の人々の作品を見る。
    かれらは一様に優れた人であったが、人間ではなかった。
    残念なことに、人間に成る前に、この世を去ってしまった。
    人生は良くも悪くもたった一度きりだ。
    違う視点で、人生を何度も生きることにより、味わい深い一生になる。
    私は、なんと、40年生きた。
    キミの期待通り、40回目の誕生日に頭を撃ち抜くことも、有明海に身を投げることもなく、40歳と幾日かが過ぎた。
    「おめでとうございます」
    「よくぞ生き抜いてくれました」
    「これからの聖大文学が楽しみです」
    幻聴のような様々な声音が、全世界いや宇宙の彼方から、風にのって聴こえてくる。

    ありがとう。
    おかげさまでおれも40歳になれたよ。
    本当の人生はこれからだ!















    Category : 創作メモ
    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback

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