マイペース・マイワールド

    金持ち喧嘩せず

    つくよみさんの最新作

    「久しぶりです」
    アノつくよみさんから連絡があった。
    kindleで電子書籍をだしたとのことだ。
    小説ではない。
    『うつぶせ』という名で『2038年の民主主義』という政治の本を書いたとのことだ。
    どういうつもりだろう。
    うつぶせもよくわからないし、なぜ政治かもよくわからない。
    「なぜうつぶせなんだい?」
    と聞こうものなら、
    「ただベッドでうつぶせになって書いたんで」
    つくよみさんならそんなことを言いそうだ。
    相変わらず不思議な人である。
    前に『何故?』の飲み会で池袋の居酒屋に入ったことがあった。
    その時つくよみさんに注文を任せたのだが、全員分の梅酒と10種類以上の漬物をテーブルに並べ、こう言ったのだ。
    「今日は梅酒と漬物でいきましょう」
    我々は苦笑しながら2時間えんえんと池袋で梅酒と漬物を飲み食いしながら、つくよみワールドを堪能したのであった。
    それはさておき。
    早速購入して、読んでみた。
    とても良かった。
    しっかりと政治や国の形が書かれていて、私の知らないことも多く新たな発見も多かった。
    大げさにいえば、日本を見る目が変わるほど、とても面白く希望に満ちた良い本だ。
    政治といえば文藝界隈では高森純一郎さんがいる。
    本来政治の専門家であるからか小説もどこか硬く何人の人が最後まで高森小説を読み終わったか疑問に思うほど読み辛い。
    逆につくよみさんは元々小説の人だからか政治を語ってもエンタメ小説のように読みやすく、かといって浅くなかった。
    「小説には何を書いてあるか以前に大事なことがあるんですよ」
    そうつくよみさんが語っていたのを思い出した。
    以前、つくよみさんの小説を批評した際、つくよみさんが言ったことだ。
    私は、こう、つくよみさんに言った。
    「内容が酷いね。何もない。求人誌に掲載されるような小説だ。思想性の欠片もない。これは文学じゃない」
    すると、つくよみさんはこう言いのけたのだ。
    「いえいえ、そんなことはどうでもいいことです。小説は最後まで読んでもらえたら成功なんですよ」
    そう言われて「なるほど」と感心したことがあったのだが、今回そんな小説の極意がこの本にも活かされていた。
    思わず1.2時間で読み終えた。
    それで内容も良かったわけだから『大成功』だろう。
    さらに、あとがきでは衝撃の告白もあったりして、アノつくよみさんを知っている人ならば
    「えっ?マジかよ。アノつくよみさんが!?」
    と天変地異が起きたように驚くこと間違いない。
    今年の文藝出版界は、今度こそ電子書籍が一大旋風を巻き起こすことだろう。
    kindleはスマホでもPCでもどんな端末からでも読めるし、この本には親切に『縦書き』verと『横書き』verがある。
    ものは試しに、是非、一度、読んでみてほしい。
    そうして、私も書いたし、できればレビューを書いてほしいところだ。







    ジュース1本分です。
    どうかよろしくお願いします。




    Category : 電子書籍
    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback

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