マイペース・マイワールド

    金持ち喧嘩せず

    決死の覚悟

    いよいよ週末である。
    警察からの削除要請に対する返答期限がきた。
    たとえ錦の御旗がそちらにあろうとも。
    たとえ国賊となろうとも。
    作家には戦わねばならぬ時がある。
    私にとって今がその時であろう。
    怯むな、進め、義のために戦え。
    ということで。
    本日。
    ここ1週間ほど考え尽くした私なりのインターネットや表現の自由についての、一介の作家としての考えを述べるべく、不退転の決意を持って、警察へ電話した。
    この1週間で、もはや私は、小林多喜二であり、市ヶ谷での三島由紀夫であり、如是我聞の時の太宰治なのだ。
    そんな張りつめた気持ちであったから、思わず、こうのたまってしまった。
    「拙者森井聖大と申し候、S氏に取り次ぎお願い致したく候」
    しかし、何たることだろう。
    受付の女性が、のどかな声音で、こう言ったのだ。
    「今日は休みなんで、また月曜日にお願いしまーす♪」
    あまりに朗らかな甘き声音であった。
    一瞬にして、宇宙規模の文学への想いも、表現への情熱も、思想犯への覚悟も、何もかも吹っ飛んでしまった。
    「はーい♪わかりましたー♪」
    私は、元気よくそう言って、電話を切ったのだった。




    Posted by 椰子金 on  | 0 comments  0 trackback

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