取調室〈序〉




    私は、担当官の後に続き、取調室に入りました。

    持ち物を全て、胸ポケットのわかばを含め、箱の中へ入れました。

    その後、担当官から身体検査を受けました。

    取調室は、煙草のヤニが付着した、黄色い壁に囲まれていました。

    数年前までは、容疑者も煙草を吸うことができていましたが、現在は健康増進法により禁煙になっているとのことでした。

    空調も窓もなく、暑苦しい、保護室のような、簡素な部屋でした。

    私は、とあるイベント名と、とある著名な詩人名を出し、ぶっ殺すというタイトルを冠し、とある文章を書きました。

    そのことで、このような黄色い壁に囲まれた、空調もなく暑苦しい、密室に入ることになったわけです。




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