森井聖大ファンクラブ通信

    マイペース・マイワールド

    取調室〈11〉

    11


    現代SNS論』というものが、何なのかは、2008年に遡ります。

    今ではゲームサイトのようになっています、GREEというSNSサイトに、入会したことが、キッカケでした。

    そのGREEの、とあるコミュニティと呼ばれるものに、トピックといったかどうか、そういう名の会議場のような場を設けました。

    今まさにSNSをしている人たちから、どのようにSNSを捉えるか、インターネットと接しているかの意見を求めました。

    『現代SNS論』に掲げたテーマは、今では、誰もが忘れたことであり、気にかけてもいません。

    8年前には、まだ、リアルネット、という意識がありました。

    そのような、ちょうど、時代の狭間、でした。

    この8年間で、リアルとネット、オンとオフといった、言葉も消えつつあります。

    2009年、当時、このようなニュース報道がありました。

    昨年6月に起きた秋葉原の無差別殺人事件以降、先月末までの8ヶ月間に、インターネット上の犯行予告に関する情報が警視庁だけで約2800件に上っています。ひと月あたりの通報は事件前の約3倍で、一時は8倍を越える月もありました。



    もうすっかり、このような問題のほとんどが解決された、と思っていました。

    しかし、今回、改めて、8年前に問題視されていたことが、未だ、手付かずにある現状を知りました。

    2009年、大分県の有識者会議では、このような問題点が話されました。

    ネットはどんどん変化している。誰が対策を取っていくのかが問題だ。



    大分県では、問題点の認識にとどまりましたが、同じ頃、2009年、福岡県・芦屋町は、この対策を現実的に実施しています。

    福岡県芦屋町は、小中学生に原則として携帯電話を持たせない「こども 脱ケータイ宣言」を出した。自治体あげての取り組みは珍しい。
    「宣言をきっかけに、持っていないのが普通、という状況を作りたい」



    それと関連して、当時、SNSサイトの大手であったモバゲータウンは、このような対策をしています。

    会員数1200万人の人気サイト「モバゲータウン」運営会社(ディー・エヌ・エー)は、「ネット上で会員相互の交流を楽しむのが本来のコンセプト」としており、ネット上で知り合った会員同士が直接会うことを禁止した。
    さらに、約400人、24時間体制で不正な書き込みをチェックし、発見すれば書き込みを削除
    悪質な場合は強制退会させるなど自主規制措置をとっている。
    運営会社は「ネット上の交流を楽しんでいる会員のために、不正監視を強化していくしかない」と話している。



    8年後の2016年、ケータイから更にインターネットに特化した通信機器であるスマホを、小学生から大人まで、ほとんどの人が持つようになりました。

    もはや、自治体が、スマホを禁止するといったような宣言など、だせるはずもありません。

    先に指摘したように、インターネット全体が、大きな一つのSNSサイトになりました。

    googleにしろ、yahooにしろ、facebookにしろ、ツイッターにしろ、mixi(も?)にしろ、強大ですが、一要素にすぎません。

    インターネット全体の運営者というものは、存在しません。

    このことから、現在、監視の役割は、サイト運営会社ではなく、国の行政機関である警察に移行していったようで、上記のことからも、それは、更に進んでいく、と想像できます。

    しかしながら、「モバゲータウン」が掲げたような、明確な、利用規約は、未だ、ありません。

    ほぼ、自然法のまま、人々の道徳や倫理観に任せているのが現状です。





    Category : 取調室
    Posted by 椰子金次郎 on  | 0 comments  0 trackback

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